偏頭痛で困ること|体の痛み改善作戦

片頭痛を予防することで片頭痛の発作の減少と痛みの軽減ができます。

  1. 片頭痛のオススメ治療薬
  2. 片頭痛の予防

片頭痛の予防

女性

片頭痛が起こってから薬を飲んだり、横になったりするよりもそもそも片頭痛が起きない方がいいですよね。完全に片頭痛が治るわけではありませんが、片頭痛を予防することで発作の減少と痛みを和らげることができます。また、頭痛の発生時に服用する急性期治療薬の効果を上げることもできます。

予防の方法は薬を使う物もあれあば日常的に行える食事療法もあります。自分にあった予防方法であなたの片頭痛を改善しましょう。

急性期治療薬とは 片頭痛発作が起こったときに服用し、頭痛のによる痛みを和らげる薬です。一般的に片頭痛薬と言われます。


片頭痛の予防薬とは?

手

片頭痛の予防薬は急性期治療薬と違い、毎日服用することで片頭痛の発作を起きにくくしたり、頭痛発生時の痛みの緩和をすることができます。

片頭痛の発作が月に2回以上ある方は片頭痛の予防療法を推奨しており、急性期治療薬の服用ができない場合、急性期治療だけでは日常生活に支障が出る場合にも予防療法を薦められます。

片頭痛の予防療法は以下のようなメリットがあります。

  • 片頭痛発作の頻度の減少
  • 症状の軽減
  • 頭痛が起きている時間の減少
  • 急性期治療薬の効き目の向上

つらい片頭痛で生活に支障をきたし悩んできた方は予防療法を取り入れることで発作の頻度と症状の軽減ができ、生活機能を向上することができます。

また、片頭痛がひどいからと言って急性期治療薬を飲みすぎている方は薬物乱用頭痛に陥ることがあり、片頭痛を悪化させてしまいます。そういった場合にも急性期治療薬を飲みすぎないように予防療法を行います。飲みすぎると薬物乱用頭痛を引き起こす急性期治療薬ですが、使うタイミングを誤らなければ片頭痛に効果的な薬です。

予防薬は毎日服用して片頭痛を改善していく薬です。急性期治療薬のような即効性はないので、頭痛が起こったときに服用してもあまり効き目がありません

予防療法は効果が現れるのに最低でも二ヶ月はかかります。効果が現れるにつれて片頭痛の発作回数が減ったり、頭痛が起こっても以前より痛みが軽減されていると思います。もしも、効き目がなければ他の薬剤に変更することも検討しましょう。

予防療法を2ヶ月間行い体への影響や片頭痛の改善が少しでもみられれば、3~6ヶ月継続します。治療を継続していくにつれ片頭痛が起こる回数が減ったり、症状の緩和がされると思います。予防療法を続けていくことである程度改善はできますが、完全に頭痛をなくすことはできません。予防療法の目的は頭痛を完全になくすことではなく、片頭痛が起こりにくくすることや症状を軽くすることです。

予防療法を3~6ヶ月である程度頭痛の改善ができたら、それ以降は徐々に薬を減らしていき、可能であれば中止します。また、予防治療をしていく中で原因を探ることも大切です。頭痛日記などを活用することも片頭痛を改善する一つの方法です。

片頭痛日記 片頭痛ダイアリーとも呼ばれ、片頭痛が起こった日時、どのような痛み(締め付けられるような痛みやズキズキするような痛み)・持続時間などを記入することで片頭痛の改善に役立てます。

片頭痛予防薬の種類

片頭痛の予防療法に使われる薬剤にはカルシウム拮抗薬・β遮断薬・抗うつ剤・抗てんかん薬などがあります。その中でも人気のある片頭痛予防薬を紹介します。

インデラル
インデラル

インデラルはβ遮断薬に分類され、興奮を抑え血圧を下げることで片頭痛を改善する治療薬です。人は興奮すると血圧が上がり血管が拡張します。そのため片頭痛患者は脳内の拡張した血管が刺激になり頭痛を引き起こします。インデラルは心臓・血管に興奮が伝わらないようにして血圧を下げることで血管を収縮します。予防的に服用することで片頭痛の発作の減少・症状の改善ができるお薬です。

インデラルジェネリック
インデラルジェネリック

β遮断薬のインデラルのジェネリック医薬品です。効果もインデラル同様で拡張した血管を収縮させる作用があります。その効果は高く片頭痛発作頻度を減らすのに適しています。急性期治療薬(片頭痛薬)だけでは発作が治まらない方や急性期予防薬(片頭痛薬)が服用できない方にオススメの予防薬です。

シベリウム
シベリウム

シベリウムは片頭痛を予防するカルシウム拮抗薬です。脳の血管を拡げることで血の流れをよくし、頭痛やめまいしびれなどを改善する予防薬になります。もちろん片頭痛にも効果的で片頭痛発作の回数の減らすことができ、海外では25年以上使われている人気の片頭痛予防薬です。

他にも片頭痛の予防薬は多数ありますが、この3つは国内・海外で人気の片頭痛予防薬なので知ってて損はないでしょう。

インデラル、インデラルジェネリックは病院処方してくれますが、シベリウムは国内では販売されておらず、シベリウムを手に入れる手段をとしては通販だけになります。いつでも注文できる通販で購入した方が価格も安くなるため経済的にも助かりますし、診察で自分の番を待つ必要もないので余計な時間がかかりません。

日常においての予防

食材

片頭痛の発作の回数や症状を改善してくれるのは、薬だけではありません。片頭痛治療薬などを服用しながら普段の生活している中でほんの少し気を使うことで頭痛が改善されることもあるのです。ここでは日常のなかで片頭痛の症状を和らげる方法を紹介したいと思います。

第一に私たちが生きてくうえで食事や水分補給は無くてはならないものですよね。片頭痛の方にとって食事は頭痛を引き起こす誘発因子になりうるので気をつけたいところです。ですが、食事にも積極的に摂取することで片頭痛の症状の緩和になるものがいくつかあります。自分の生活の中で無理のない様にできるものを選んで片頭痛を予防しましょう。

一日1~1.5リットル以上の水分を飲む

イスラム教にラマダンという断食の習慣があり、その時期に頭痛が増えたことから飢餓や脱水が関係あるのではないかと指摘されてきました。

ある研究では、片頭痛患者18名に対して、水分補給として普段摂取している水分に1~1.5リットル追加して12週間継続させたところ片頭痛の回数が減少したところから、水分補給による片頭痛予防効果が期待されています。

また、オランダのマーストリヒト大学の研究では、頭痛には鎮痛剤よりも水の方が効果があるという研究の結果が報告されています。こちらの研究では頭痛が頻繁に起こる方や片頭痛に悩まされている方100人を対象に行われました。100人の内半分の50名は症状改善のためにストレスを減らし、睡眠時間を増加させ、カフェインを避けるように指示。もう半分の50名は三ヶ月毎日1.5リットルの水を飲むように薦めたところ、水分をたくさん取っていた患者の方が頭痛の発症頻度が軽減され、痛みも和らいだことが判明しました。

現在水が片頭痛に有効という科学的根拠はありませんが、体を水分で満たすことが健康を維持するために重要なことなのでそれによって気分が良くなったりすることから頭痛改善の可能性があるとされています。

ビタミンB2・マグネシウム

ビタミンB2とマグネシウムを摂取することで片頭痛を起こしにくくなります。

ビタミンB2を含む食品一覧

  • 鶏のレバー・ハツ
  • カレイ
  • 牛乳
  • 納豆
  • 卵黄
  • 魚肉ソーセージ

ビタミンB2は体内にあるほぼ全ての細胞にあるミトコンドリアを活発にする作用があり、肌細胞の再生や新陳代謝のサポートをしてくれます。ミトコンドリア病の患者はのほとんどは片頭痛を持病として抱えており、ビタミンB2を投与したところミトコンドリア病が改善され片頭痛も同時に改善されたことから片頭痛にはビタミンB2が有効な事が強まりました。

ミトコンドリア病とは? 全身の細胞内にあるエネルギーを生産する働きをするミトコンドリアが低下することで細胞の働きが低下し体に支障をきたす病気です。脳の神経細胞であれば見る・聞くなどの行為や物事を理解したりするといった行為が困難になり、心臓の細胞なら血液を全身に送りにくくなります。筋肉細胞なら運動障害や疲れを感じやすくなってしまいます。

片頭痛はミトコンドリアと関係しており片頭痛患者は生まれつきミトコンドリアの働きが悪いとされていて、ミトコンドリアの代謝が悪いと体のいたるところで不具合が発生しますが、脳内では神経系の働きが低下し、結果としてセロトニンの量も低下します。セロトニンが不足すると脳が過敏になり、脳血管も不安定になります。それが片頭痛を引き起こすのです。ですから、ビタミンB2を摂取しミトコンドリアの代謝機能を正常に戻してあげれば、セロトニンが安定し片頭痛が改善されるというわけです。

マグネシウムを含む食品一覧

  • ごまやアーモンドなどのナッツ類
  • 大豆製品
  • 緑黄色野菜
  • ひじきなどの海藻類

片頭痛はストレスなどを感じることで体内の血小板の動きが異常を起こし、血管の拡張や・収縮が勝手に起こってしまいますが、マグネシウムを摂取することで血小板の動きを抑制し片頭痛の痛みを抑えます。マグネシウムをきちんと取ることで血小板の動きを正常に戻し、ドロドロになっていた血液をサラサラにするため片頭痛が起こりにくくなるというわけです。

実際に片頭痛患者の方はマグネシウムが一般の人に比べ不足していることが多いようでマグネシウムを積極的に取るようにしていたら、片頭痛が改善されたという方も少なくありません。

以下のような方はマグネシウムが不足になりがちなので、片頭痛の方は注意しましょう。

  • 妊娠中
  • 大量にお酒(アルコール)を飲む
  • 肉ばかりで野菜を食べない
  • 牛乳の飲みすぎ・カルシウムの取りすぎ
  • コーヒー・紅茶をよく飲む
  • ジュースや甘いものをよく口にする
  • ピルや利尿剤を使用している
  • 激しい運動
  • 糖尿病・腎障害がある

今の時代は玄米なども精米されてマグネシウムが含まれている部分が取り除かれている食品が多いため、片頭痛ではない方もマグネシウムが不足しています。そのため血液が固まりやすかったり、ストレスで急激に血管が収縮されるため片頭痛になる方が多いのが現状です。

片頭痛に効果的なマグネシウムですが、過剰に取ってしまうと高マグネシウム血症になってしまうこともあります。

高マグネシウム血症の症状

  • 下痢
  • 吐き気
  • 昏睡
  • のどが渇く
  • 心臓麻痺

マグネシウムの大体の摂取量の目安としては200~400グラムで、サプリなどでマグネシウムを取ることは良いことですが過剰に摂取しすぎるとリスクも大きいことを理解してください。

マグネシウム単体を取るというよりは片頭痛予防薬のようなものを上手く利用することで高マグネシウム血症などのリスクも避けることができます

頭痛日記(頭痛ダイアリー)

片頭痛日記とは片頭痛が起きた時にどのような症状が自分に起こったかを記録するための日記です。片頭痛改善にはどのような時に頭痛が起こるのかを把握することが大事で、把握することにより原因となるものを避けたりすることができます。

片頭痛日記の具体的な方法としては、頭痛が起こった日時、どのような痛み、頭痛の持続時間、薬の服用の有無、天気や食事、どんな行動をしたか、前兆はあったかなどを記入することで自分の症状を把握することができます。

また女性の方は女性ホルモンの関係もあるので生理周期なども記入すると良いでしょう。

いくつか予防方法を紹介しましたがこれはごく一部で、上記の他にもハーブや漢方薬などで予防する方法もあります。日常においての片頭痛のケアはとても大切で頭痛日記を使って誘発因子を避けることやビタミンB2やマグネシウムを取ることで片頭痛の症状を和らげたり、発作回数を減らすことができます。

また片頭痛はストレスの溜めすぎや緊張の途切れた時などに起こりやすいことから、日頃からストレスを溜め込まないことも大事です。空腹や寝不足といったことも片頭痛を起こす引き金となる場合もあるため規則正しい生活をするように心がけましょう。

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