- 片頭痛のオススメ治療薬
- 頭痛治療薬マクサルト
マクサルトの副作用

即効性があり片頭痛に有効に作用してくれるマクサルトですが、個人差によって副作用が出ることがあります。片頭痛薬の中でも有名なマクサルトは病院に行くと最初に処方されることが多い片頭痛薬です。これから服用する人も現在服用している人も改めてどういった副作用があるか知っておくと良いでしょう。
マクサルトの副作用として以下のような症状が報告されています。
- 動悸
- めまい
- 吐き気
- 眠気
- 倦怠感
- 体の痛み
副作用の症状としては上記のような症状が良くみられることがあります。またマクサルトを服用してからすぐに胸やノドにつっかえた感じや圧迫感を感じる人もいます。動悸や胸に違和感を感じる時は念のため心電図検査などの検査を受けて異常が無いか確認した上で服用するのが良いでしょう。
マクサルトの副作用は大抵の場合めまいや吐き気などの症状が出ますが、海外では狭心症や不整脈などの症状も報告されており、とくに中高年の方は注意しなければなりません。
- 心臓の異常
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 胸の違和感
- 胸の圧迫感
- 締め付けられるような胸の痛み
- 脈の乱れ
- 冷や汗
- 血圧の低下
- 痙攣
- てんかん様発作など
- アナフィラキシーショック
- 気持ちが悪い
- 冷や汗
- 顔面蒼白
- 手足の冷え・痺れ
- 蕁麻疹
- 全身発赤
- 顔・のどが腫れる
- 息苦しさ
- 意識が薄れる
上記のように重篤な副作用が報告されています。めったにない症状ですが、このような初期症状が出た場合は早急に病院で受診してください。
「痛みが引かない」「速く効いてほしい」などの理由で決められた用量以上に飲んでしまうと副作用を起こしやすくなります。また薬物乱用頭痛にもなりかねません。決められた用法・用量を確実に服用することが副作用を防ぐことになります。また薬との相性もあるので症状にあった片頭痛薬を選ぶことも大切です。
マクサルトの片頭痛への効果と即効性

片頭痛薬は拡張した血管や収縮した血管を元に戻すことで片頭痛の痛みを和らげます。片頭痛薬は片頭痛の発作が起きた時に早めに服用することで効果が得られやすくなりますが、片頭痛薬の中でもマクサルトは即効性に優れており、すばやく片頭痛の痛みを緩和できることが特徴です。有効成分はリザトリプタンです。
マクサルトは片頭痛の発作が始まってから30分以内に服用することで高い効果を発揮します。国内の臨床試験結果から言うと、服用後15分で片頭痛が改善され始めたという結果が報告されています。15分で片頭痛の痛みが緩和され、片頭痛を患っている人に起りやすい吐き気や悪心・嘔吐などの症状が消えるまでは45分。さらに片頭痛の症状が全て消えるまで75分とマクサルトは片頭痛に対して脅威的な即効性を持っています。
マクサルトの作用
片頭痛の原因は定かではありませんが、脳内の血管が拡張していることや神経物質のひとつであるセロトニンが重要であることがわかっています。
片頭痛の仮説としては「三叉神経血管説」が最も有力だと言われています。三叉神経は脳神経のひとつで脳の血管ともつながっています。
何らかの原因で三叉神経が刺激をうけると血管を拡張させる物質が放出されます。血管を拡張するために放出された物質がセロトニンです。セロトニンが大量に放出されることにより血管壁に無菌性の炎症が起きます。起きた炎症により、さらに血管が広がります。血管が広がることで刺激が脳に伝わり片頭痛を引き起こします。これが三叉神経説の簡単な説明になります。
片頭痛を引き起こす原因になるセロトニンですが、そのセロトニンの受容体に5-H受容体という受容体が存在しています。その中でも5-HT1B受容体と5-HT1D受容体というセロトニン受容体がありこの二つが片頭痛に大きく関わっているとされています。
セロトニン5-HT1B受容体は血管の収縮する作用があり、セロトニン5-HT1D受容体は血管を拡張する物質を抑える作用があります。
マクサルトを服用することで血管が拡張しているなら5-HT1B受容体を刺激し血管を収縮させ、セロトニンが異常放出しているなら5-HT1D受容体を刺激してセロトニンの大量放出を抑制します。このふたつのセロトニン受容体を選択的に刺激することで片頭痛を治療する片頭痛薬がマクサルトです。
マクサルトをいつ飲むと片頭痛に効果的?

マクサルトは片頭痛に対して効果的に作用しますが、服用するタイミングによっては効果が薄くなることもあります。急性期治療薬なので頭痛が起きてから服用する薬になります。片頭痛が起こってから30分以内に服用することで最も効果を発揮します。予兆の肩こりや痛みを区別して服用することが求められるため、予兆や前兆を把握すると服用するタイミングが掴みやすくなります。
誘引
片頭痛には誘発因子があることが多いので、誘発因子を避けることで発作を避けることができます。
予兆
予兆がある場合、筋肉の硬直や肩こりなどの症状が現れる場合があります。
緊張型頭痛と似たような症状なので混同しないよう気をつけましょう。
前兆
前兆がある片頭痛は全体の10%から20%程です。
主に閃輝暗転と呼ばれる目が「チカチカ」「ギラギラ」したりする症状が見られます。他の症状としては手足の痺れなどがあります。
>>>前兆が出た時点で服用しても効果はありません。
頭痛期
発作が起こり頭に痛みが現れます。それに伴い悪心や嘔吐等の症状がでる人もいます。吐き気・嘔吐がひどい人は吐き気止めなどを服用することも検討しましょう。
>>>発作が起こり頭痛が始まってすぐにマクサルトを服用することで高い効果が得られます。
寛解期
片頭痛の寛解期の症状として眠気が見られることがあります。マクサルトの副作用で眠くなることもあるので、自動車の運転などは控えたほうが良いでしょう。
>>>頭痛期のピークから寛解期にかけて服用しても効果が得られないこともあります。
マクサルトの飲み方
速攻性のある薬で片頭痛に非常に有効な薬です。しかし、用法・用量を守らずに服用すると薬物乱用頭痛になり逆に片頭痛を悪化させてしまう可能性があります。以下の用法・用量を守って正しく服用することで片頭痛の改善に役立ちます。
- 片頭痛が起きたら一錠服用する。 必ず片頭痛が起きてから服用。
- 効果が不十分な場合にのみ、もう一錠追加して服用してください。 ただし最初に服用してから二時間以上あけてください。
- 服用は一日2錠まで。
マクサルトの服用は片頭痛が起きてからになります。拡張した血管を縮める作用がありますが、発作が起こる前、つまり血管が拡張する前に服用しても、そのときの血管は正常なので期待した効果を得られません。頭痛が始まってから服用してください。また片頭痛が起こってから30分以内に服用することで最も高い効果を得ることができます。
次に守らなければいけないのは効果が不十分な場合。マクサルトを服用してから効果が不十分と感じた場合はもう一錠服用しても良いですが、最初の服用から二時間以上空けなければいけません。二時間以上空けず立て続けに服用すると薬の効果が強すぎて副作用が出やすくなるためです。
またマクサルトは一日に2錠までと決められています。「マクサルトの効き目が悪い」「頭の痛みが引かない」と日に何錠も服用してしまうと薬物乱用頭痛になる可能性があるからです。効果が薄いと感じた場合は空腹時に服用することで効果が得られることもあります。食後に服用すると体内に取り込まれるスピードが遅くなるので効き目が薄いと感じることがあるようです。また片頭痛には個人差があるので、効果が得られない人もいます。マクサルトを服用しても効果が全く得られない場合は他の片頭痛薬を服用することも検討しましょう。
マクサルトとお酒(アルコール)

基本的に服用する時はお酒を飲んではいけません。またお酒を飲んでいる時に薬を服用してもいけません。お酒と一緒に服用することで本来の効果が発揮できずに片頭痛を抑えることができなくなる可能性があります。また副作用が出やすくなるといったデメリットもあります。
お酒には血管を拡張する作用があるため、片頭痛を引き起こす原因にもなることもあります。実際、お酒を飲んだ次の日に片頭痛が起きたという人は多くいます。飲酒をすることで発作回数が多くなったり、痛みが悪化しやすくなることもあります。特に赤ワインには片頭痛を引き起こす原因とされるポリフェノールとチラミンが含まれているので避けることが良いでしょう。
- ポリフェノール・・・血管を拡張する作用がある
- チラミン・・・・・・血圧を上昇させる作用がある
お酒を併用することは効果が薄れたり、副作用が出やすくなるので避けたほうが良いですが、お酒そのものが片頭痛を引き起こす原因になるのでお酒はなるべく控えたほうが良いでしょう。
マクサルトが服用できない人

片頭痛を治療する薬剤として多くの人に使われてきたマクサルトですが、血管を縮める作用があるので循環器系の持病のある人は注意が必要です。症状の個人差はあると思われますが、自己判断での服用は危険です。マクサルトの作用で持病に悪い影響を与え、重篤な症状に陥ってしまうこともあります。
マクサルトが適さない人
心筋梗塞
心臓の血管が詰まる病気です。血管が詰まることで胸に重苦しい痛みや肩、背中、首まで広がる痛みが数十分続きます。症状としては動悸、息切れ、呼吸困難、不整脈、吐き気、冷や汗、顔面蒼白、奥歯の痛みなどの症状が現れます。また血管が詰まることで突然死することもあります。
脳血管障害(脳卒中)
脳の血管が詰まったり、破れたりして脳に異常が起こる状態です。脳梗塞や脳出血も脳卒中の一種で、脳の細胞が損傷されることで症状が現れます。どの部位で損傷があったかによって症状が異なり、半身の運動麻痺や意識障害などの多くの症状が報告されています。
末梢血管障害(血行障害)
ストレスやホルモンバランスの乱れなどによって、血管の拡張や収縮が上手く機能しなくなり、手先や足の指の末梢の血液の流れが悪くなる病気です。手足の先が冷たくなる程度から重症になると皮膚に潰瘍が生じたり、黒ずんでしまったり、腐ってしまうような症状があります。
他にも高血圧症・重症な肝臓病・血液透析中の人などはマクサルトに適さないので服用はやめましょう。また以下のような症状に当てはまる方は注意が必要です。
- てんかん
- 肝臓病
- 腎臓病
- 高血圧の人など。
上記のような症状がある人は病院で受診してからマクサルトを服用するようにしましょう。
マクサルトの併用禁忌薬

マクサルトをこれから服用している人や現在マクサルトを服用していて違う治療のために他の薬剤を服用しようとしている人は以下の薬剤を避けてください。併用してしまうとマクサルトの作用が増強したり、副作用が出やすくなるので一緒に服用することはできません。
- エルゴメトリンF(エルゴメトリンマレイン酸塩)
- エルゴタミン誘導体含有製剤
- ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩)
- メテルギン(メチルエルゴメトリンマレイン酸塩)
これらの薬剤は5-HT1B・5-HT1D受容体に作用する働きがあり、マクサルトと同様に血管を縮める働きがあるため併用することで、血圧の上昇や血管の収縮作用を増強させてしまう恐れがあるため併用はしてはいけません。マクサルトを服用後にエルゴタミン製剤を服用する場合やその逆の場合も必ず24時間以上空けて服用するようにしてください。
- ゾーミッグ(ゾルミトリプタン)
- イミグラン(スマトリプタンコハク酸塩)
- アマージ(ナラトリプタン塩酸塩)
- レルパックス(エレトリプタン臭化水素酸塩)
マクサルトと同様の作用を持ち、血管を縮める作用があるため、併用することは避けなければなりません。併用することで血管の収縮や血圧の上昇が増強される恐れがあるので併用はできません。マクサルトの服用後に5-HT1B・5-HT1D受容体作動薬を服用する場合、又は5-HT1B・5-HT1D受容体作動薬服用後にマクサルトを服用する場合は必ず24時間以上空けて服用するようにしましょう。
MAO阻害剤
マクサルトを服用するとMAO-A(モノアミン酸化酵素 )により代謝されるため、MAO阻害剤と併用するとマクサルトの代謝が阻害されてしまいます。血中濃度が上がるとマクサルトの作用が増強する可能性があるのでMAO阻害剤との併用はできません。またMAO阻害剤を服用すると2週間は体への影響があるとされているので、MAO阻害剤を服用を止めても2週間以内はマクサルトは服用できません。
プロプラノロール塩酸塩(インデラル)
プロプラノロール塩酸塩の代謝はマクサルトと同様にMAO-Aが関わっています。併用することでマクサルトの代謝が阻害され血中濃度が上昇し作用が強くなる可能性があるので併用はできません。また、プロプラノロール塩酸塩を服用してから以下の期間が経過してない人もマクサルトの服用はできません。
● 錠剤・・・24時間
● 除法製剤・・48時間
※除法製剤・・・有効成分を徐々に放出し、服用回数などを減らしするようにした製剤学的な工夫を施した薬剤。
マクサルトを現在服用している人、または以下の薬剤を服用していてマクサルトを服用しようとしている人は併用には注意してください。併用しようとしている人は医師・薬剤師などに相談しましょう。
- フルボキサミンマレイン酸塩
- パロキセチン塩酸塩水和物等
選択的セロトニン再取り込み阻害剤はセロトニンの取り込みを阻害するため、セロトニン濃度を上昇させます。併用するとマクサルトの作用が増強し、反射亢進や脱力感、強調運動障害といった症状が現れることがあるため、併用には注意してください。
- ミルナシプラン塩酸塩
5-HT1B・5-HT1D受容体に作用する薬剤と選択的セロトニン再取り込み阻害剤、もしくはセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤を併用することでセロトニン症候群の発症が報告されているので、マクサルトとの併用は注意しなければなりません。
マクサルトを通販(個人輸入代行業者)で購入する方法

片頭痛薬であるマクサルトは一般的に病院で処方される薬剤ですが、通販を利用すれば病院に行かずに手に入れることができ、誰にも知られることなく、24時間いつでも簡単に購入できます。片頭痛の人は一度発作が起こると1~3日程頭痛が続くこともあるため、頭痛が起こっている最中は寝たきりになる人が多いでしょう。また片頭痛薬を病院で処方してもらっている人も病院に行く時間を作らないといけません。忙しい人には病院に行く時間も惜しいはずです。病院に行く時間が作れずに薬が切れてしまったら、それまで片頭痛の痛みに耐えて過ごす事になってしまいます。
通販ならインターネットが繋がっていればいつでも注文することができ、自宅まで届けてくれます。医薬品の通販と聞くと難しいように思えるかもしれませんが、楽天やアマゾンなどの通販サイトと同じような手順で医薬品を簡単に購入することができます。サイトによっては郵便局留めにできるので、自宅で受け取りをしたくない人や忙しい人などにもオススメです。
通販ならマクサルト以外の片頭痛薬も豊富にありますし、片頭痛の予防薬なども販売されています。片頭痛は個人差があるのでどれが効くかは試してみないと分かりません。病院処方よりも安く手に入るのでいろいろ試してみて、自分に合ったものを探すのもいいでしょう。病院では一方的に薬が処方されることが多いですが、通販なら好きなものを自由に選べるのでストレス無く購入できるでしょう。
マクサルト以外の片頭痛薬
マクサルトは片頭痛薬の中でも即効性があることで人気のある薬で、片頭痛で初めて病院に行った人などはマクサルトを処方されることが多くあります。しかし、片頭痛薬はこれだけではありません。病院に行ってもマクサルトがない場合、マクサルトの効果があまり感じない場合、通販でマクサルトが品切れの場合などの状況があるかもしれません。そのためにもマクサルト以外の片頭痛薬を知っておきましょう。
マクサルトのジェネリック「リザクト」

リザクトはいきなり起こる片頭痛の痛みをとる急性期治療薬で、マクサルトのジェネリック医薬品です。
効果もマクサルト同様で即効性もあり、片頭痛が起きてすぐに服用することで片頭痛の痛みを和らげます。
臨床試験によると早期に服用した時の頭痛消失率は72%、重度の片頭痛患者が服用した時には15分で片頭痛症状の改善がみられ、45分後には片頭痛に伴う症状が消失、75分後には片頭痛が消失したという結果が報告されており、高い効果と即効性が証明されている片頭痛薬です。ジェネリックのためマクサルトよりも価格が抑えられているので、マクサルトを服用している人は一度リザクトを服用してみてください。
即効性のマクサルトとバランスの「イミグラン」

即効性のあるマクサルトですが持続時間が少ないために稀に片頭痛が再発してしまうことがあるようです。
イミグランはマクサルトと近い即効性を兼ね備え、
持続時間も長いため片頭痛の再発も防止できます。
即効性と持続時間に優れたバランスの取れた片頭痛薬です。
一秒でも早く片頭痛を治したいならマクサルトですが、再発などの心配があるならバランスの取れたイミグランを選ぶことで心強い味方になってくれるでしょう。
マクサルトを通販で購入してみた

[ 女性 33歳 ]
私が片頭痛になったのは三年前で、ちょうど二人目の子供が1歳になった時くらいで、上の子が三歳でした。
片頭痛に悩まされ始めた頃は子育てにもまだ慣れてなく、家事にも追われ、てんてこ舞いの時でした。その頃は旦那も仕事が忙しく主婦である私は朝から晩まで働かなければいけませんでした。
昼はやんちゃな子達に振り回されながら掃除や洗濯をこなし、夜は子供たちに夕飯をあげ、寝かしつける頃に旦那が帰ってくるので、夜遅くからまた夕飯を作ることが毎日続いていました。
最初は疲れからくる頭痛と思っていましたが、片側だけ痛むことに気づき「もしかして片頭痛??」と思ったことを覚えてます。
片頭痛と疑ってはいたのですが、家事や育児で病院に行くヒマがないのでとりあえず病院に行くまではと思い、市販の鎮痛剤を飲んでいました。
病院に行く時間があまりにもないので家事や育児の合間にインターネットで片頭痛について調べていました。その時にマクサルトを知り、片頭痛薬が通販できることも知りました。私の中では衝撃でした。薬が通販で買えることが。その後も気になって調べてるとマクサルトでつらい片頭痛から抜け出せた人が多く居ました。「これなら私の片頭痛も改善されるかも」と思い注文することにしました。
発送が海外からの発送なので多少時間はかかりましたが、無事に手元に届き、片頭痛が起きた時に飲んでみると驚くほど速く痛みが消えました。それ以来ずっとマクサルトを使っています。